INDEX症状別治療法・症例

「シンスプリント」の症状と治療法 (しんすぷりんと)

こし

別名は脛骨疲労性骨膜炎といいます。

足のすねにある内側の骨(脛骨)の下から1/3付近に鈍い痛みが発生します。
運動時痛、腫脹が主症状で、地面をける動作(足の底屈)などで痛みは増強します。
痛いのを我慢し、運動を続けると「疲労骨折」につながる場合もあるので、
注意が必要です。

「シンスプリントの症状と施術法」の目次

  • 原因として考えられるのは
  • 当院の施術としては
  • 原因として考えられるのは

    基本的にはオーバーユース(使いすぎ)です。

    ジャンプ動作の繰り返し
    マラソンなどの長距離のランニング
    ふくらはぎの筋肉の柔軟性の低下
    下肢の問題(O脚、扁平足、回内足(足首が内側に傾いている足)など)
    合わない靴

    などが考えられます

    当院の施術としては

    1.足だけをみるのではなく、全身の状態をチェックし原因を追究していきます。

    2.原因箇所とそこに関わる筋肉(特に下肢、骨盤)を緩めていき、
    関節への負担を軽減していきます。
    必要な方には電気療法なども組み合わせていきます。

    3.ゆがみの矯正をストレッチや整体で調整していきます。

    4.足元の影響がある場合は、インソール療法(足底板療法)もあわせていきます。

    5.最後に自宅でできるセルフケアをお教えします。

     

    施術のペース

    状態にもよりますが、痛みが強い場合は週に2-3回ぐらい、
    状態が安定してきたら、徐々に間隔をあけていきます。
    あとはその方の状況にあわせて施術を行います。

    本来は安静にし、施術を定期的に行っていけば、早期復帰も望めるでしょう。
    しかし最初は軽い痛みのために、無理して運動を続ける方が多いのが現状です。

    早期に施術していれば、良い変化が現れる症状が、無理に運動を続けていると
    1〜2年と痛みが続くことになりかねません。

    無理をするより、早めに施術を行い、痛みがとれてから競技に復帰することが
    ベストですよ!