夏休みに入り、例年以上に学生の子達の初めての来院が多いです。
8月に入って来院された高校2年生
サッカー部に所属していて、7月に入り、背中、腰に違和感を感じていて、
疲れがとれないくらいかなと思っていたら、痛みが強くなってきての来院でした。
特に普段と変わった事はしていないとの事。
早速、お体の状態をチェックしました。
からだを前に倒す動作ができず、反らす際にも少し痛みが出ていました。
(普段は、床に手が付くそうです。今日は痛みで全くダメでした。)
背中の痛みや腰痛の場合は、背骨や骨盤の歪みから痛みが出る場合も多いのですが、歪みの状態をチェックしても、痛みにつながるほどの乱れではない感じです。
ただ、背中、腰、お尻の筋肉の緊張がかなり強く出ていました。
いわゆるオーバーユース(使いすぎ)です。
特別なことはしていないと言っていましたが、色々と聞いていくと、
夏休みに入り、練習はもちろんですが、試合、合宿などが続いていて、
休みも少ないそうです。高校生とはいえ、1日寝ればすべて回復するわけではないですからね。
「練習、休まないといけないですかね?」と不安そうな顔で聞かれました。
痛みをとるためには、休んだ方がいいと思います。
ただ、学生の子は休みたくない子の方が多いですよね。
今回は、体の状態を診て、
「練習は少しセーブするくらいで大丈夫。ただ、治療は詰めてやりましょう」
と伝えました。
もちろん、絶対に練習を休ませた方が良い場合は、しっかり休んでもらいます。
その見極めを治療師がしっかりして、伝えてあげることが大切ですね。
今回は、背中、腰、お尻の固まった筋肉を重点的に緩めました。
治療後は、前かがみもかなりできるようになっていましたが、
2日後に再度来院してもらうように予約をとってもらいました。
いろいろあって、2回目の来院は、5日後になったのですが、前かがみは大丈夫でした。ただ、違和感は多少残っているので、あと1、2回ケアすれば大丈夫かなと思います。
このほかにも、夏休みには、大会を控えた子なども来院していました。
私も小学校から大学まで野球をしていたので、部活で頑張っている学生の子たちを応援したいと思っています。
お父さん、お母さんは、お子さんが身体に違和感を感じていたら、すぐに接骨院に相談して下さいね。微力ですが、お力になれたらと思います。
早期治療が、早期改善の早道ですから。
当院の腰痛に関しての詳しい治療法は→こちら