今回は、「10代の頃から慢性的な頭痛に悩まされている」という
20代女性の症例をご紹介します。
◆ 初めての頭痛は高校受験期から
この患者様は名古屋市千種区にお住まいの20代女性。
中学生の頃から肩の凝りは感じていたものの、
頭痛が出るようになったのは高校受験の時期から。
勉強時間が増えたことで首や肩に負担がかかり、徐々に頭痛が現れるようになったそうです。
高校に入ってからは、週に1回は頭痛が起こり、
ひどいときには3日に1度の頻度で悩まされるように。
いくつか病院で検査も受けたものの、脳には異常はなく、
「肩こりや首こりからくる緊張性頭痛」と診断されたとのことでした。
◆ 実際にお身体をチェックすると…
初回の来院時にお身体を確認させていただいたところ、
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首や肩周りの筋肉はガチガチに硬直
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可動域が非常に狭く、後ろを向くのが困難な状態
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姿勢はストレートネックと猫背の典型的なパターン
これらの状態から、**「緊張性頭痛」**である可能性が高いと判断しました。
◆ リラクゼーションでは変わらなかった理由
これまでもリラクゼーションのマッサージを数回受けたことはあったそうですが、
「その場では気持ちいいけれど、結局すぐ戻ってしまう」
と感じたそうで、長くは通わなかったとのこと。
そのため、「根本からしっかり改善したい」と、当院にご来院くださいました。
リラクゼーションでは気持ちよさは得られても、頭痛の根本原因となるポイント(姿勢・血流・筋膜の緊張)にしっかりアプローチできていないことが多いのが現実です。
◆ 初回の施術後の変化
今回のケースでは、来院時の頭痛レベルが「10段階中10」だったとしたら、
初回の施術後には「4〜5」まで軽減しました。
施術直後は血流の改善が見られたため、時間の経過と共にさらに楽になっていくと思われます。
ただし、**姿勢の乱れ(ストレートネックや猫背)**が残っている以上、再発のリスクもあるため、今後は週1回のペースでの継続的な施術が必要です。
◆ 施術のポイント|頭痛改善は“正しい順序”が大切
ただ筋肉が硬いからといって、闇雲にマッサージをしても根本改善にはつながりません。
頭痛の改善には以下のような「重要なポイント」があります:
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姿勢(特に頸椎と肩甲骨のバランス)
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筋膜や深層筋へのアプローチ
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自律神経の緊張状態の調整
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血流の改善
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日常生活での癖や姿勢指導
これらを総合的に見てアプローチできるかどうかが、
改善スピードや再発率に大きく影響します。
◆ 同じような頭痛に悩んでいる方へ
現代はスマホやパソコンによる長時間の前傾姿勢で、
首こり・肩こり・頭痛に悩む方が非常に増えています。
特に10代〜30代の女性に多く、「年齢的に若いから大丈夫」と思っていても、
早めの対応が必要です。
もちろん、頭痛にもいろいろな種類がありますので、
すべてが当院の対応範囲ではありません。
※くも膜下出血・脳腫瘍・群発頭痛などが疑われる場合は、速やかに専門医の診察をお勧めしています。
ただ、「検査では異常がない」と言われたのに、つらい症状が続く…という場合、
首・肩のこりや姿勢が関係していることは非常に多いです。
お悩みの方は一度ご相談ください。
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