名古屋市千種区本山のソレイユ接骨院本山には、首こり・肩こりに加え、
「手や指のしびれ」に悩まれている方も多く来院されます。
今回は、左手の親指〜人差し指の痺れが1ヶ月以上続いているという
千種区在住の50代女性のケースをご紹介します。
きっかけは「何となくの痺れ」から
ご来院されたのは、普段はデスクワークをされている50代女性。
「特別なケガや無理な動作をした覚えはないのに、ある朝起きたら左手の親指と人差し指に痺れを感じた」とのこと。
最初の痺れはすぐに収まり、そのまま忘れていたそうですが、
約1ヶ月前から再び同じ部分に痺れが出始め、今回は治らずに続いているため、
ご不安になりご相談いただきました。
痺れは、放っておいても良くならないことが多い
手指の痺れは、肩や首の凝りと同じように軽く見られがちですが、
原因の多くは「神経の圧迫」や「血流障害」などによるものです。
何となく感じる軽度の痺れであっても、長期化する前に早期に検査・施術を行うことが、
回復を早めるポイントになります。
神経のルートに沿って徹底検査
ソレイユ接骨院本山では、痺れの原因を突き止めるために、
まず首から肩、腕〜手指までの神経の通り道を確認しながら評価していきます。
この方の場合、ジャクソンテストやスパーリングテストなど、
頸椎(首)に由来する神経圧迫の検査では異常は見られませんでした。
続いて、首の前面や胸部、肩甲周囲の筋肉の緊張や圧迫もチェックしましたが、
特に問題なし。
しかし、肘の外側(上腕骨外側上顆)あたりに強い筋肉の緊張が確認できました。
原因は橈骨神経の圧迫
肘の外側には「橈骨神経(とうこつしんけい)」が走行しており、
この神経は手の甲側(特に親指~人差し指)を支配している神経です。
デスクワークやスマートフォン操作が長時間に及ぶことで、肘から前腕の筋肉が硬くなり、
神経や血管を圧迫することで痺れが出ることがあります。
今回のケースでは、橈骨神経周囲の筋緊張が痺れの直接的な原因と判断しました。
施術方針と経過
初回では、首・肩・腕〜指にかけての関節や筋肉のバランスを確認し、
特に緊張が強かった前腕(特に肘周辺)の筋肉のリリースを丁寧に行いました。
加えて、肩甲骨や体幹の動きの改善、手指の使い方の調整も取り入れ、
全身のバランスを見ながらの施術を継続。
2〜3回目の施術で、日常生活中の痺れは徐々に軽減。
5回目の来院時には、「ほとんど気にならなくなった」とのご報告をいただき、
今後は再発予防とメンテナンスのための通院を継続されています。
神経症状は、一旦症状が治っても、再発する可能性もありますので、
経過を慎重にみていく必要があります。
痺れがなくなったからもういいかと思わずに、
しっかりと根本的なケアをしていくことも重要です。
手や指の痺れを感じたら、まずはご相談を
このように、手や指の痺れの原因は首や肘、さらには姿勢や日常動作にも関係しています。
「何となく痺れるだけ」「放っておけば治るだろう」と自己判断せず、
症状が出たら早めの対応が重要です。
特に40代〜60代の女性は、デスクワークや家事、スマホ操作などによる前腕の負担が蓄積しやすく、知らぬ間に神経を圧迫しているケースが多く見られます。
手や指の違和感・痺れがある方は、早めのケアで症状の進行を抑えましょう。
名古屋市千種区で手指の痺れにお悩みの方へ
ソレイユ接骨院本山では、手や腕の痺れ・肩こり・首こり・橈骨神経周囲の不調などに対して、原因を見極めたうえで的確なアプローチを行っております。
「病院で異常がないと言われた」「薬で様子を見ているが変化がない」という方も、
一度ご相談ください。
ソレイユ接骨院本山
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