60代女性 足の痛みで来院。
7月上旬に左足の外くるぶしを骨折し、整形外科へ。
患部を固定して、安静に。
固定を外し、サポーターをし、超音波の治療を週に3回ほど続けるも、
外くるぶし、足趾の付け根の痛みがあり、足を引きずって歩く。
歩き出して10分もすると痛みが強くなってくるので
外出もままならないので、どうにかして欲しいと来院されました。
(この方は、他県と名古屋を行き来しており、名古屋で骨折してから、
痛みが残り、他県まで帰る時に痛みが強くなるのが心配で、
何カ月も他県に戻れていない状態でした。)
早速足の状態を確認しました。
足のアーチの低下が顕著で、足全体の筋力の低下、
特に下腿部と足趾に強く低下がみられました。
固定の影響か、足首もかなり固く、正座もできなくなっていました。
病院では、リハビリもなく、ただ超音波の治療のみだったようで、
それも影響しているのかしれません。
痛みなく歩いていただくには、下肢の筋肉のバランスを整えること、
足関節のアライメントを整えること、足趾をしっかり使えるようにすることが
必要でしたので骨、関節の調整、筋肉の出力アップ、バランスアップの施術を行いました。
施術を重ねる毎に、歩行時の痛みが減ってきて、
初回来院から1カ月半が経った先日、無事に他県に帰ることができました。
(施術は8回行いました)
またこちらに戻られた時にお話を伺いましたが、
足の不安もなく、無事に行ってこられたとの事でした。
まだ足首が固く、正座は完全にはできませんが、
歩行をみると、しっかりと足のまねきはできているので、
継続してケアをしていくことで正座もできるようになると思います。
今回の変化は、今年から取り入れている筋肉バランス調整が非常に効果的でした。
特に下腿部の筋と足趾の筋に全く力が入っておらず、体を支えられていない状態でした。施術を重ねる毎に力が入るようになり、歩行も安定してきました。
その結果、長時間の歩行もできるようになりました。
どんどん歩いてもらえるよう施術をさせていただきたいと思います。