INDEX症状別治療法・症例

「慢性疲労」の症状と治療法 (まんせいひろう)

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    最近こんな言葉を言っていませんか?

    今日は疲れた!
    最近疲れが抜けない!

    などの言葉が出ている人は要注意ですよ!

    「慢性疲労の症状と施術法」の目次

  • 疲労度チェック
  • 疲労とは
  • 疲労の原因
  • 疲労のメカニズム
  • 疲労をためないセルフケア
  • 当院の施術としては
  • 疲労度チェック

    ・作業効率が低下した
    ・集中力が続かない
    ・落ち着きがない
    ・いらいらすることが多い
    ・ミスをすることが多くなった
    ・記憶力が低下した
    ・意欲がわかない
    ・寝つきが悪かったり、朝早く起きてしまう
    ・ぐっすり眠れない
    ・身体が重い

    これらの症状が多くあてはまっても、休息後に症状が変化するようなら問題はありません。
    休息をしっかりとっても症状が変化しない場合は注意が必要です。

    疲労とは

    過度の肉体的、精神的な活動により引き起こされたパフォーマンス低下のことを指し、
    通常の疲労は、2〜3日の休息により症状が落ち着きます。
    ところが病的な疲労は、いくら休んでも楽にならなかったり、明らかに身体に異常が
    出ているのに本人に自覚がなかったりします。

    疲労の原因

    ・人間関係や仕事上の悩みなどの精神的ストレス
    ・過度の労働による身体的ストレス
    ・騒音、紫外線などの物理的ストレス
    ・化学物質や残留農薬などの化学的ストレス
    ・ウィルスや細菌感染などの生物学的ストレス

    などになります。

    これらが複合的に絡みあい、身体の神経系、免疫系、内分泌系のバランスが乱れて、
    疲労が発生します。

    疲労のメカニズム

    ストレスを受けるとまず免疫機能が落ち、すると体内に存在するウィルスが
    活性化します。それを抑えようと免疫物質を産生、ウィルスには有効ですが、
    脳には悪影響を及ぼし、脳の神経系、内分泌系に悪影響を起こします。
    自律神経に影響が及ぶと睡眠がうまくとれなくなり、疲労感が強くなり、
    さらに弱ってくるので、さらにウィルスの活性化へと繋がっていき、
    負のスパイラルがおこることになります。
    疲労状態にみられる強い疲労感や痛み、集中力低下、不安感などの
    不定愁訴はこうしたメカニズムによりおこります。

    つまり疲労は、脳が心身の異常を感知して発するSOS信号で、
    その状態が長く続けば続くほど危険になります。

    疲労をためないセルフケア

    ・寝る前にストレッチを
    寝るために副交感神経を優位にしたい夜はストレッチ

    ・規則正しい生活をしましょう
    脳の働きを整えるために重要です

    ・寝室をリビングにしない
    寝室で色々な作業はせず、寝る部屋と意識づけして安眠しましょう

    ・朝は熱いシャワーか運動から
    活動の中心となる交感神経をONにする

    ・生きがいをもとう
    仕事以外の生きがいをもち、週末の楽しみをもちましょう

    ・大いに笑おう
    笑うことで免疫力があがります。

    ・夜はぬるめのお風呂でリラックス
    副交感神経の働きをよくして、心身の緊張をほぐします

    当院の施術としては

    1.痛む箇所だけをみるのではなく全身の状態をチェックしていきます。
    2.原因箇所とそこに関わる筋肉を緩めていき、関節への負担を軽減していきます。
    必要な方には同意の上で鍼灸や電気療法なども組み合わせていきます。
    3.ゆがみの矯正をストレッチや整体で調整していきます。
    4.最後に自宅でできるセルフケアをお教えします。

     

    施術のペース

    疲労の度合いにもよりますが、最初は週1~2回行い、状態が安定してきたら徐々に
    間隔をあけていきます。

    施術が遅くなればなるほど、疲労が濃くなっていき、症状が安定するのに時間がかかります。
    少しでも早く施術を行い、身体のゆがみや筋肉のバランスを整えることで、
    心身ともにリラックスさせて、元気に日常生活を送っていきましょう