千種区にお住まいの60代女性の方が、
右のお尻から足にかけてのしびれと痛みでご来院されました。
初回のカウンセリングでお話をうかがったところ、
約1年前から右のお尻に違和感や痛みを感じはじめ、
数ヶ月かけて徐々に太ももからふくらはぎにかけて
しびれのような症状が広がっていったとのことでした。
普段の生活では散歩を日課にされていましたが、
しびれの症状が強くなるにつれて歩くこと自体がつらくなり、
徐々に外出も控えがちになっていたそうです。
半年前に整形外科を受診された際には
「腰からくる神経の問題なので、うまく付き合っていくしかない」と
説明を受けられたとのことでした。
検査と身体の状態チェック
初回の施術前にお身体の状態を確認させていただいたところ、以下のような特徴が見られました。
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腰椎（腰の骨）や骨盤、股関節の可動域が狭く、動きにくさがある
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足趾（足の指）がうまく使えておらず、足裏のアーチ構造が崩れている
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お尻や太もも、ふくらはぎの筋肉に強い緊張がみられた
このような症状の場合、確かに腰椎周辺の神経圧迫や筋緊張が原因となっていることも多くありますが、腰だけに注目するのではなく、足元の状態や下肢のバランスも総合的にみていくことが重要です。
施術内容の一部と身体の反応
まずは足部からのアプローチを中心に行いました。足趾や足関節の調整を行うことで、
足のアーチの安定性を高め、股関節周囲の可動域の改善を促しました。
次に、坐骨神経の通り道にあたる臀部や太ももの後面に沿って、筋緊張を緩める手技を行い、神経の圧迫や牽引ストレスの軽減を目的とした施術を実施。
施術後、その場で歩行動作を確認していただいたところ、
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足裏がしっかり床に接地している感覚が戻ってきた
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歩行時の安定感が出て、少し歩きやすくなった
といった感想をいただきました（※個人の体験による感想であり、施術効果を保証するものではありません）。
特に「足裏の感覚が少し戻ってきた気がする」というお声は、日常生活におけるバランス感覚や転倒予防の観点からも重要な改善ポイントの一つだと感じました。
痺れ症状の考え方
「しびれ」という症状が出ている場合、一般的には首や腰などの背骨周辺に原因があると考えられがちです。実際、神経の圧迫や炎症、骨格の歪みなどが関与するケースもあります。
しかし、今回のように足趾や足関節、股関節といった末端部分から影響を受けているケースも少なくありません。身体は一部分だけが原因で不調になるのではなく、姿勢の崩れや筋力低下、使い方の癖が積み重なった結果として、複数の部位が連鎖的に不調を引き起こすことがあります。
今後の施術と再発予防について
今後は腰椎や骨盤周辺の調整を継続しながら、足部や股関節の機能を高める施術を通じて、
神経への負担を軽減していく予定です。
また、再発を防ぐためには、身体の土台となる「足の使い方」や「姿勢の維持」に関わる
インナーマッスルの活性化、歩行フォームの改善も必要となります。
痛みが軽減されるだけでなく、「また歩けるようになった」「外出する意欲が出てきた」と感じていただけるよう、今後も丁寧にサポートしてまいります。
まとめ
しびれや痛みは、日常生活の質に大きく影響します。
特に高齢になるほど、転倒や運動不足につながる可能性があるため、
違和感を感じたら早めのケアが重要です。
「病院では様子を見るように言われたけれど、やっぱり気になる」「なかなか改善しない」といったお悩みがある方は、一度身体全体のバランスを見直してみることをおすすめします。
私たちソレイユ接骨院本山では、しびれや痛みに対して、骨格・筋肉・神経のバランスを整える施術を通じて、根本的な改善と再発予防を目指しています。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
ソレイユ接骨院本山
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