「変形性股関節症」の症状と治療法 (へんけいせいこかんせつしょう)
「変形性股関節症の症状と施術法」の目次
股関節の働き
股関節は、体重を支えたまま、立つ、座る、歩く、昇る、降りるなど
様々な動作を行う関節です。
体重の5倍もの負荷がかかりますが、まわりをしっかりとした筋肉と靭帯が
支えているため、摩擦しにくく、脱臼しにくいという特性を持っています。
変形性股関節症
関節のクッションとして骨の表面にある関節軟骨がすり減って、
骨自体がぶつかることにより変形をおこす病気です。
痛みが出たり、消えたりを繰り返しながら徐々に進行していきます。
高齢者によくみられます。
原因
①原因不明で軟骨がすり減り、骨が変形
②生まれつき股関節の脱臼(先天性股関節脱臼)
③股関節の発育不全(臼蓋形成不全)、
などがあります。
特に②、③の割合が高く、女性に多いのが特徴です。
症状
痛みがあるので可動域の制限がでてきます
重いものを持てない
長く歩けない
階段の昇り降りができない
痛みが強くなるとびっこをひく
などがあります。
当院の施術
当院では「総合施術」という施術を行い、患部だけでなく全身の調整を行い、
根本的な症状の安定を目指して取り組んでいます。
ちなみに当院の総合施術とは、マッサージ、整体、インソールなどを用い
その方の症状に合わせたベストな施術を組み合わせることを言います。
股関節の場合、歩行の影響もあるので、インソール(足底板療法)も
オススメの施術になります。
靴の中に中敷きを入れて、股関節への負担を軽減していきましょう。
変形した骨が戻ることはありませんが、まわりの筋肉や関節に動きをつけていくことで
股関節への負担は軽減できます。
痛みを取り除いたり、軽減することはもちろんですが、
自分の状態をしっかり把握して、今より悪くしていかないことも、
大切な施術であることを忘れないで下さい!