名古屋市千種区本山にあるソレイユ接骨院本山には、首や腰などの慢性的な不調だけでなく、「足の痛み」で来院される方も多くいらっしゃいます。
今回は、その中でも**「踵(かかと)の痛み」**を訴えて来院された20代男性の症例をご紹介します。
■ 痛みは靴によって変化?症状の経緯とヒアリング内容
この男性は千種区にお住まいで、普段はお仕事や私生活でよく歩かれる方。
来院されたきっかけは、「サンダルを履いて歩くと、左の踵に痛みが出る」というものでした。
スニーカーでは特に痛みを感じないため、靴によって症状の強さが変わるという少し珍しいケースです。
ただ、普段履いているものは非常に重要です。
柔らかすぎる、底が薄い、踵がないサンダルなど履き物自体が不安定だと、
踵に負担がかかり、痛みが出ることがあります。
当院では、踵の痛みの方の場合、履き物のチェックは必ず行い、
問題があれば、他のもの(スニーカーが良いです)を履いていただくか
クセがついているものに関しては、
新しいものを購入していただくこともあります。
お話を伺うと、痛みが強くなるのは「裸足やサンダルで歩いたとき」で、歩き始めや長時間の立ち仕事のあとに特に違和感が出るとのことでした。
■ 踵の痛みは部位によって原因が異なる
踵の痛みと一口に言っても、その原因はさまざまです。
たとえば、踵の中心部が痛む場合は「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる、骨に小さなトゲのような突起ができている可能性があり、これは踵に繰り返し強い負荷がかかることによって起こります。
今回の男性の場合は、踵の中心ではなく、土踏まずと踵の境目あたり、具体的には「足底筋膜」が踵の骨に付着している部位に痛みが集中していました。この部位に痛みが出るケースは、いわゆる**足底筋膜炎(そくていきんまくえん)**の典型的な症状のひとつです。
■ 足底筋膜炎の原因と治療のポイント
足底筋膜炎は、足の裏にある膜状の組織が炎症を起こし、
踵の付け根付近に痛みを引き起こす症状です。
長時間の歩行やランニング、偏った体重のかけ方、足のアーチ構造の乱れ、靴の不適合などが原因になります。
今回のケースでは、踵の痛みそのものだけでなく、
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足趾(足の指)をうまく使えていないこと
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足のアーチ構造の崩れ
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足首周囲の可動域の低下
など、足全体の使い方やバランスにも原因があると判断しました。
そのため、施術では以下のようなアプローチを行いました。
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足底筋膜とふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)のリリース
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足趾を使いやすくするための運動指導
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足のアーチを支える中足骨・足根骨の調整
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全身のバランスを整える骨盤調整
■ 施術結果と今後の注意点
4回の施術を行い、サンダルで歩いても痛みがほとんど気にならなくなったとのことでした。
比較的早く改善が見られたのは、「症状が出てすぐにご相談いただけた」ことが大きな要因です。
実際、足底筋膜炎や踵の痛みは、放置していると数ヶ月から1年以上痛みが続くこともあります。慢性化するほど、炎症が深くなり、歩くたびに痛みが再発しやすくなります。
ですので、違和感のうちに対処することがとても大切です。
■ 踵の痛みはお早めにご相談ください
名古屋市千種区・本山エリアで「踵が痛い」「足の裏に違和感がある」といった症状でお悩みの方は、ぜひソレイユ接骨院本山にご相談ください。
当院では、患部だけにとらわれず、
「どうしてその場所に負担がかかっているのか」
を明確にした上で、根本的な改善を目指します。
症状が軽いうちにケアを始めれば、再発予防やパフォーマンス向上にもつながります。
ジョギングやウォーキング、立ち仕事を頑張る方にこそ、適切なサポートをご提供したいと考えております。
ソレイユ接骨院本山
名古屋市千種区本山町4-13 センチュリー本山1F
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駐車場2台完備
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