INDEX症状別治療法・症例

「肉離れ」の症状と治療法 (にくばなれ)

関連の施術

    肉離れはよく聞く症状ですよね!
    でも意外に治らず、その後違和感が残ってしまったりと、なかなか手ごわい症状です。

    今回はどうすれば、しっかり治していけるかについてお話したいと思います。

    「肉離れの症状と治療法」の目次

  • 症状
  • 肉離れの分類
  • 好発部位
  • 原因
  • 治療の流れ
  • 注意点
  • 予防
  • 当院の治療
  • 症状

    多いのは瞬間的な運動時に急に痛みがはしり、その後患部の腫れ、陥凹、皮下出血などを認め、
    程度によっては歩行や運動ができなくなります。

    肉離れの分類

    Ⅰ度(軽度)
    筋肉の組織が少し伸びた状態で、局所の圧痛のみのことが多く、
    運動はできる状態です。

    Ⅱ度(中程度)
    筋肉が一部断裂して、圧痛だけでなく軽い陥凹、皮下出血があり、
    運動は厳しい状態です。

    Ⅲ度(重度)
    筋肉が完全に断裂して、圧痛、陥没、皮下出血などがおこり、
    歩行ですら厳しい状態です。

    好発部位

    ①大腿四頭筋(ももの前面)
    急激なダッシュやストップなどを伴うスポーツでは、ももの前面部分にある
    大腿四頭筋に過大な負荷が生じます。

    ②ハムズトリングス(ももの後面)
    ダッシュなどの急激に地面を蹴り出す動作や切り返しの際に
    過大な負荷がかかります。

    ③腓腹筋(ふくらはぎ)
    ランニングやジャンプ動作の原動力は腓腹筋の内側頭とされるため、
    ふくらはぎの肉離れの大半は腓腹筋の内側に起こります

    原因

    筋力不足
    筋肉のバランス
    筋肉の疲労
    ウォーミングアップ不足
    オーバーワーク
    気温の変化

    などがあります。

    治療の流れ

    一般的には

    急性期(発生から2日以内)
    RICE処理が基本になります。(内容は足の捻挫に載っていますので、ご確認下さい)
    アイスパックや弾性包帯などの圧迫で受傷部位の保護と
    炎症のコントロールを行うことを最優先に考えます。

    亜急性期
    初期治療後は、損傷の程度により早期から筋力トレやストレッチを行う場合や
    一定の固定期間(テーピングなど)を経てから行う場合に分かれます。

    まずはストレッチから開始します。筋肉が軽くのびる感じでゆっくり行って下さい。

    次に肉離れで落ちた筋力を取り戻すために筋トレを行います。
    これをしないと再負傷の原因になるのでご注意下さい。
    筋トレを行うと筋力UPは勿論、損傷部位への刺激により治癒を促進する
    効果も期待できます。

    回復期

    筋トレやストレッチを痛みなく行えるようになってから、復帰に向けた運動を
    開始します。
    まずはジョギングから始めて、痛くなければジャンプやダッシュなど、
    各競技に必要な動作を行い、完全復帰を目指します。

    スポーツの復帰は、目安として、関節の動き、筋力などが健側と
    ほぼ変わりなくなってから行うのが理想です。

    注意点

    肉離れはクセになりやすい特性を持っています。
    ある程度動けるようになった治りかけの時に無理をしてしまうと、
    また簡単に肉離れをおこしてしまうことがあります。

    軽い肉離れだとしても再発の可能性は変わらないので、
    完治するまでしっかり治療を行うことが大切です。

    予防

    普段から筋肉をしっかり鍛えるための運動を行い、移動は意識して乗り物ではなく、
    徒歩を増やしていきましょう。

    生活の中に、ジョギングやマッサージ、ストレッチなどを取り入れて、おくことは
    いい予防となります。

    ついでに運動の前後にはウォーミングアップ、クールダウンを
    入念に行うようにすることを忘れないで下さいね!

    当院の治療

    基本的には治療の流れ通りに行います。
    RICEで炎症をコントロールして、ストレッチ、筋トレ指導を行います。
    治癒していく過程で筋肉に癒着が起こり、なかなかとれない場合は
    鍼灸を使っていくのも有用です。

    患者様によって、どのタイミングで治療におみえになるかによって違いますが、
    癒着をひどくして来られるとなかなかとれないので、なるべく早い段階で
    治療に来ることがオススメです。

    運動を続けるためにも、しっかりケアをしておくことが大切です。!