交通事故への対応 

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11月、12月と2回にわたり、大阪に出向いて、
医療従事者の為の交通事故勉強会に参加してきました。

当院にも、不運にも交通事故に遭われてしまい、
むち打ち をはじめ、お身体の痛みが出てしまった方々が多く来院しています。

交通事故に遭うと、基本的には健康保険ではなく、
自賠責保険を使用することになりますが、
(必ず使用するわけではありません)事故の状況によって、色々な対応が求められます。

事故に遭われるのがはじめての方が多く、相手方、保険会社の担当の方などと
どのように話を進めていけばいいのか悩んでしまっている方が多いです。

私も、10年以上交通事故のさまざまなケースを経験しておりますが、
その対応は多岐にわたっています。
事故に遭われた方に不安なく、治療を受けていただき、
事故前以上に健康になっていただくことが目標なのですが、
交通事故の衝撃は想像以上に大きく、なかなか改善をされない方もいらっしゃいます。

1カ月ほどで改善される方がいる一方、6カ月ほど治療にかかってしまうケースもあります。

治療が長期間にわたる場合も含め、
事故でのけがの治療は、整形外科の先生、保険会社の方と
連絡を取りながら最善の方法をご提供できればと思っております。

今回の勉強会では、非常に深いお話までお聞きすることができ、大変勉強になりました。
自身の今までの対応が間違っていなかったことを再認識するとともに、
これまで以上に、最善の対応ができるようになったと思います。

今後も、患者様のお体はもちろん、事故に遭われて今後への不安を
解消するために少しでもお力になれたらと思います。

12月に入り、年末年始は特に交通事故が増える時期です。
もちろん、事故に遭わないのが一番ですが、

「そんなに痛くないから大丈夫。」「とりあえず様子を見よう」
ではなく、できるだけ早く、
整形外科でのレントゲンや接骨院での治療を受けることをお勧めします。
早く治療を受けることが症状の改善の一番の近道になりますので。

12月は何かと忙しく、ばたばたされている方が多いです。
心の余裕をもって過ごしましょう。

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