足の捻挫

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3月に入り、運動中に 足首を捻って痛む という学生の子が来院。

痛みはあるものの、本人的には、腫れはなく、
そんなにひどくないのではと思っていたようで、特に何も対処しなかったそうです。
(実際身体をチェックしたら、かなり腫れてました)
案外、痛みはあっても治療せず、そのままに放置してしまう方もいるのかなと思います。

痛みが長引いてしまったら大変ですので、
まずは、整形外科、接骨院に受診していただくのが良いかと思いますが、
ご自身でできる対処方法をお伝えします。

「RICE」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
R:Rest(休息)
I:Icing(冷却)
C:Compression(圧迫)
E:Elevation(挙上)
の事を言います。

R:まずは安静にしましょう。間違っても走ったりしないように。

I:できれば湿布ではなく、氷で冷やしましょう。
ビニール袋に氷と氷が浸るくらいの水を入れ、それをタオルなどでくるんで患部に当てます。
15分ほどで感覚がなくなってくるので、45分離して常温になったらまた15分冷やします。
(凍傷には十分気をつけてください)
状態にもよりますが、これを3回ほど繰り返しましょう。

C:包帯やバンテージがあれば一番いいのですが、そういったもので患部を圧迫しましょう。
(大丈夫だとは思いますが、指先に血がいかないほど締め付ける必要はないです)

E:心臓より上に足を上げましょう。
寝る場合は足の下にクッションや座布団などを入れるなどしましょう。

どれも腫れを最小限に抑える処置です。受傷直後からできると、より効果的です。

ある程度腫れが引いた段階で、リハビリを開始しますが、
ご自身で出来ることはここまでかと思います。

ただ、それで痛みが完全になくなるわけではないです。
その理由は、足首の捻挫をすると、足関節に歪みが生じるからです。
その歪みを調整して正しい位置にしておかないと、
治りが遅かったり、のちのち痛みが残ったりしますので、
受傷後できるだけ早めに接骨院に行きましょう。
どんな怪我でも早期の治療が治癒を早めますので。

当院に腰痛や股関節痛、膝痛でお越しの方にも
足関節の歪みがある方が数多くいらっしゃいます。
捻挫歴をお聞きすると、あるけど治療していないとおっしゃる方が多いです。

先ほどお伝えした足関節の歪みをしっかり治していないことで、
その負担が腰や股関節、膝に出てきてしまう事もあります。

そうなる前にしっかりとケアしましょう。

なお、今回お伝えした対処方法は、捻挫の損傷の程度で言うとI度に当たります。
Ⅱ~Ⅲ度損傷や骨折を伴っている疑いがある場合は
早急にレントゲン検査やギプス固定が必要になりますので、ご注意ください。

当院の足首の捻挫に関しての詳しい治療法は→こちら

【名古屋市千種区の整骨院】足首の捻挫なら ソレイユ接骨院本山

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